2007年02月

2007年02月28日

今生の別れかも・・

イメージ 1

亡き母の末妹、叔母は83歳。埼玉の息子の処に身を寄せるようになった。

この7,8年一人暮らしをしていたが最近めっきりと弱り、このままでは精神的にもよくないと言う

ことで佐賀を離れることになった。爺と兄、長崎から妹も来て叔母さんの送別会をした。

息子の処へ行くといっても慣れぬ土地で知り合いがいるわけでもなく寂しく不安だろうと思う。

お盆には帰っておいでよと慰め励ました。爺が幼稚園の頃、叔母さんが満州へ来たことがあり、記憶

がある。その時は幾つだったのかなあと爺が質問。叔母さんは「17かな?18だったかな?」・・

と首を傾げて遠い日を思い出していた。亡き母によく似ていたから・・気がつくと、爺は叔母さんの

容姿に母の面影を追い求めていた。「ひろちゃん・・」今も母と同じ呼び方をしてくれるのはこの世に

この叔母しかいない。今生の別れかも知れないと胸が痛む。元気でいてと願うばかりである。

庭に咲いたアネモネの紫色が目に優しい。

hiroo420 at 16:26|PermalinkComments(0)フォト日記 

2007年02月27日

PC雑誌はビスタ一色

イメージ 1

2月は逃げ月で過ぎゆく日が早い。おまけに先月より3日も少ない。

パソコンの雑誌を買いに近くの本屋さんへ。もう4月号である。ここも早い!どんどん先を走っていく。

このところPC雑誌はVistaへの乗り換え法などビスタ一色であまり面白くない。PCに関連した

事業全てがMS社に踊らされているのではないかとも勘ぐりたくなる。ビスタビスタと追い立てられる。

2月末までの千円也のお食事券があるから食べに行こうと婆さん。偶には生ビールもいいなあと思い

ペダルを踏んで中華ファミレスへ出かけた。かに玉と酢排骨でジョッキを2杯あげた。旨いというほど

ではない。昼夜の温度差が大きく、夜道はハンドルを握る手が冷たい。

hiroo420 at 19:44|PermalinkComments(0)フォト日記 

2007年02月26日

佐賀ん街を通る長崎街道

イメージ 1

佐賀の続き・・・佐賀の呉服町商店街を長崎街道が抜けている。

シャッター通りと言われる中でも営業店が多い呉服町。昔は大きな呉服店が華やかに営業していた。

ここから旧家が残る柳町へ抜ける道が長崎街道。この呉服町の角にえびす屋という和菓子屋が昔からあ

る。店先の角に街道の道標がある。左を指差してこくらみち、右を指差してながさきみち・・とある。

400年ほど前、江戸時代の長崎街道道標である。貴重なもの。あと西の方の長瀬町にも残っていると

和菓子屋の親父さん。長崎街道は長崎から小倉まで・・この佐賀の街道を大名やシーボルト、八代将軍

吉宗へ献上した白象2頭も通って行ったんだ。人通りの少ない佐賀ん街に往時の旅人の往来が目に浮か

ぶ。佐賀はそんな街である。きてみてくんしゃい。(来てください)

hiroo420 at 21:56|PermalinkComments(0)フォト日記 

2007年02月25日

アイスプラント(水晶菜)

イメージ 1

佐賀県が特産農産物として栽培した新しいタイプの食材野菜を戴いた。

サボテンのような多肉多汁の表面は冷たい霜か細かな露に覆われたような容姿で、まさにアイス植物。

食べるとしゃきしゃきして水分も多く歯ごたえがある。なによりも味は塩分で塩をかけたサラダである。

土壌に塩分があっても育ち、その塩分を吸い上げて土壌改良にもなるという優れものらしい。

以前に熊本で塩味のトマトを食べたが同じようなものである。佐賀県は干拓農地も多いが、昨年の台風

の塩害で稲作が全滅した。その救済にも役立てばなによりだと願っている。

ビールのつまみに最高だった。 ヘルシーで美味しい。 見かけたらご試食をどうぞ。

hiroo420 at 16:45|PermalinkComments(0)フォト日記 

2007年02月24日

佐賀城下ひなまつり

イメージ 1

佐賀城下ひなまつりを散策。佐嘉神社、松原神社を詣でて呉服町へ。和菓子のひぜんえびす屋の角を

右折したら長崎街道になる。えびす屋の店先の角には4百年余の歴史ある道標が建っている。

「こくらみち」と指差す道を進めば柳町。旧家が残った町並みである。幾つかの旧家のお座敷に伝来の

お雛様が飾られている。アーケードの老舗の商店では店先に家伝のお雛様が飾られている。

だが土曜日の午後というのに寂し人出だった。まだまだ3月末までの開催だから、陽気に誘われ追々

訪ねるひとも増えてくるだろう。花屋のおばさんと佐賀の昔の思い出を立ち話。「お爺さんの青春の

思い出が一杯なんだ・・」と言われた。山村の中学を出て佐賀市街に下宿したり寮に入って高校に

通った。3年間の思い出が凝縮している佐賀ん街だが近年寂れて商店街もシャッター通りになっている

のは悲しいことだ。ひなまつりは素朴で地味だが、しっとりと落ちついたいい雰囲気である。

hiroo420 at 20:29|PermalinkComments(0)フォト日記