2011年02月
2011年02月28日
土の神 地録神社
地録神社
二月も今日で終り、あっという間の短い月だった。
雨が上がって冷えてきた。
ペダル散歩で、本屋と郵便局の次に、駅の少し北側に鎮座する地録神社に立ち寄った。
福岡市の南端に広がる平野は、古くは海岸線にも近く大宰府を南に守る平原だった。
江戸時代は農耕の田畑が広がり五穀豊穣、子孫繁栄の神があちこちに創建された。
土の神様、農耕神として埴安命(ハニヤスノミコト)を祀る地録神社ができた。
合わせて母君の伊弉冉尊(イザナミノミコト)を子孫繁栄の神として祀った。
地録神社はなぜか福岡市周辺に多い。
大百姓が戦後に大地主となって、いまも一族が近くに豪邸を構えて氏子として神社を護っている。
歴史的にも面白い史跡などがこの地には多い。
周辺は住宅が建てこんでいるが、この一画は参道も長く広々として樹木も大きく栄え300年の歴史の空間を感じる。(近年 整備されている)