2020年09月29日
縄文時代の東名遺跡
八千年むかしの遺跡が生々しく
快晴秋晴れ! 気象穏やかで最高の秋日和だ。9月も明日で終わりになる。山村の公民館で教養講座あり。『縄文の奇跡 東名遺跡』を受講に出向いた。
大きな講堂でコロナ対策の机配置で受講生40名。佐賀県教育委員会の学芸員が講師で、佐賀市金立町で発掘された8000年前の縄文時代遺跡の紹介。
居住地・墓地・貝塚・貯蔵施設などが縄文時代の村ごと、生活の跡も生々しく発掘された。東名(ひがしみょう)遺跡と呼ばれている。
佐賀では既に弥生時代の大遺跡「吉野ヶ里」が発掘され、此処が魏志倭人伝に記載の卑弥呼の地だと往時の村を再現して国定公園になっている。東名遺跡はこの吉野ヶ里の西エリアに当たり、謂わばお隣の地。佐賀の古代は栄えていた。
吉野ヶ里は弥生時代で千八百年ほど昔のことだが、この東名遺跡はずっと遡って八千年も昔のはなしである。食糧を入れる籠や器などに生活の痕跡が残る貝塚の貝殻や動物の骨等々が残っている。歴史文化のいい秋の日であった。
hiroo420 at 16:11│Comments(0)